Mini Album『BAD COMMUNICATION』収録

『君を今抱きたい』の英詞版です。B'zの中では前奏最長でしょうか。時代感を感じるアレンジですが、メロディ自体は今と劣らぬキャッチーさがありますよね。聞いてて刻みが心地よいです。

全英詞ですがさすがにマイナーでネットに日本語訳がないですね。仕方ないので重い腰を上げて全訳することにします。自信ないなあ。


ひとりきりで 向かい合いたくはない
なぜ君は 一晩中泣いているのか
雨の中で僕は 君を待つ男を見つけるんだ

顔を背けないで、日々
君はあまりにひどく 僕をあしらっているんだ
君の喋り方で 僕は伝えよう
君の名前を 呼ぶけれど
スコールは 僕の声を引き裂き続ける
僕の言葉が 君を悲しませているのかな

(※)雨の外へと連れ出してくれ
君の愛のために死んだほうがましだよ
君が僕を傷つけているのに 気づかないのか
あとちょっとだけ 時間を僕に下さい

雨の外へと連れ出してはくれないのか
君を失うために 生まれたわけじゃない
僕がおかしくなっていくのに 気づかないのか
とにかく 君を今夜抱きたい(※)

僕の魂は どんどん濡れていく
誰もあえて 僕を見ようとはしない
この街では 隣人を気遣う人なんかいない

顔を背けないで、もう1回やらせてほしいっていうのが
僕のお願いしたいすべてなんだ
ひとりじゃあもう できようもないんだ
君の名前を 呼ぶけれど
雨宿りできる場所は 見つけられない
僕のしてきたことが 君を悲しませているのかな

(※ くりかえし)

顔を背けないで、夢を追いながら
僕のBabyを失いつつあるんだ
でも君は知っているはず 僕は君が来ないと諦めはしない
君の名前を 呼ぶよ だから
遅すぎるなんて 言わないでよ
きっと僕は ドアから一歩を踏み出してみせるよ

(※ くりかえし)


骨が折れすぎてボロボロですが、労に反比例して不自然な日本語ですね。英語嫌いです。

僕の訳では抽象的なところしかわかりませんが、大体のストーリーとして「フラれた男が復縁を希望する曲」と捉えていいでしょうか。元曲の『君を今抱きたい』から考えても、既にいなくなってしまった女性が心に残り続け、その状態を止まないrainと比喩してある、という解釈は妥当だと思います。よってここからは上の訳で不可解なところを考えます。

まず、君を待つ男とは誰か?普通に考えれば主人公の次の男でしょうが、どうも脈絡がなさげです。となると、客観的に見た「主人公自身」かもしれません。雨の中で君を待つのは主人公自身の境遇であり、悲しみにくれる一方で冷静に状況を見つめる側面があるようです。

この街の人たちの冷たさが描かれているのは、逆説的に「だから僕を救えるのは君だけなんだ」と伝えたいからでしょうか。主人公を救えるのもですが、そもそも主人公を苦しめている元凶もの存在であり、皮肉なものです。

僕自身どうすればいいかわからなかったのでそのまま用いた僕のBaby、何でしょうかこれは?いくつもの候補は思い浮かび難いので、ここではBaby=「童心」と捉えます。これを失うということは聞き分けが良くなるということで、だんだん主人公はもうが戻ってこないことに気付きつつあるのでしょう。認め始めてはいるけれど、という前提で以降に続いて「それでも諦めないよ!」という宣言をするわけですね。

解釈が曖昧で多くは語れないので、この辺で閉じておこうと思います。『君を今抱きたい』ではもう少し踏み込めるといいなあと思いますが…。

次回は『ピエロ』です。シンプルにかっこいいサウンドですが、歌詞が不穏…ですね。
閲覧ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。