Balloon'zone -B'z歌詞解釈-

B'zの曲の歌詞考察、解釈(のような物)をしております。 曲を聴いて感じるものは人それぞれ、その一つとしてとらえていただければ嬉しいです。

カテゴリ: BREAK THROUGH

3rd Album『BREAK THROUGH』収録

幻想的なピアノの音に始まり、静かに疾走するギターが独特の雰囲気を作る一曲です。ライブ演奏が望まれる曲で、この曲はファンの中でも不評を耳にしませんね。デジタル色の強いアルバムの中では異色かもしれませんが、今のB'zにつながるサウンドのため人気なのかもしれません。

しかしそのテーマは不倫です。主人公も相手が既婚であることを気にする描写が多いです(指輪幸せな家庭に戻っていくのか)。その葛藤を胸に持ちながら、夕暮れ→夜へと時が過ぎていく(夕暮れの列車星屑の列車)という状況ですね。

そもそも列車とは何なのかですが、シンプルに「今夜のふたり」の比喩と捉えてよいでしょう。そしてその原動力は主人公の激しい愛です。奪う気持ち壊したい譲りたくないと思う気持ちを燃料として、彼は禁断の恋に挑もうとします。

しかし、不安材料も。そもそも彼女は完全に乗り気ではありません。憂い顔からは禁忌を犯す後ろめたさを感じます。果たして彼は彼女を動かすことができるのか、その答えはトンネルを抜けた先でしかわからないのですね。don't stop me nowからdon't stop us nowへ変わったということは…?どうなのでしょう。

まとめると、不倫という形になろうが構わないほど、抑えきれない愛情を持った主人公とその相手が『STARDUST TRAIN』となって夜を越えるという物語といえるでしょう。

僕のウォークマンでこの曲単体を聞くと、アルバムで前にある『SAVE ME!?』の僕のものになりなさい!の最後が入り込んで「ァアイ→ピアノの前奏」みたいな感じで聞こえるんですよね…。僕だけですかね?

次回は『HOT FASHION -流行過多-』です。ノリノリソングですね。FILM RISKYのクネクネ稲葉さんが頭に浮かびます。
閲覧ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

3rd Album『BREAK THROUGH』収録

上昇感のあるサビと、寂しさの潜むメロが対照的な曲ですね。歌詞カードでタイトルの表記揺れがあってちょっと戸惑いました。

歌詞は夢見る若者の話となっています。今も楽しいけど、更に飛躍してみたい、この街を超えたいと闘志を燃やすこの姿はまさに『BREAK THROUGH』のコンセプトに合致しています。

中身も詳しく考察する部分はないかな、と。周りが呆れても、停滞はしたくないという向上心は今の稲葉詞にも見られるものなので分かりやすいと思います。成功を収めて無理だと笑っていた人たちを見返してやりたいと躍起になるところあたりは若々しさを感じますね。あと、コンバーチブルの車とはオープンカーと屋根付きの2つのタイプにスイッチできる車らしいです。リッチですね。

ちなみに…B'zがブレイクを果たし成功者となった今、この歌詞を見ると面白いものがありますね。デビューから三年、まだまだ駆け出しミュージシャンのふたりを笑っていた人たちもいたでしょう。その人たちが想像もできないほどに売れた彼らは、まさにBoys In Townの憧れとなりうるでしょう。僕はこの街で生きていければいいと思っていますができることなら全国に顔の知れた有名人になってみたいという気持ちもなくは…?いずれにせよ夢は持って生きていきたいですね。

次回は『パルス』です。具体的なエピソードを元に書かれているため舞台設定はとてもわかりやすいですね!
閲覧ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

3rd Single/3rd Album『BREAK THROUGH』収録

音楽に関する語彙が皆無なのが辛いですが、このテケテケ感といいましょうか、時代を感じますよね。ライブの演奏機会は少ないものの、今の演奏でぜひ聞いてみたい一曲です。

タイトル『LADY-GO-ROUND』はメリーゴーラウンドとかけてますね(=Like merry-go-round)。メリーゴーラウンドが回るように、女との出会いも回る、という比喩です。そして特徴的なのは間奏に挟まる百人一首!手元の「東京書籍 図説国語」と共に読み解いていこうと思います。国語教師志望の腕の見せ所ですね(不安)

舞台は卒業シーズンの夜、男はHome Townに帰るため女に突然別れを告げられます。今年 夏の海に行く約束儚く消え、男からすれば夢のような一夜の悲劇です。

しかし男はこの出来事を経て、女はめぐるという達観を抱きます。女は星の数ほどいるというのは常套句ですが、女の数だけ恋があると考えればそのサイクルが循環するのは自然の摂理であるという考えですね。(余談ですが、この常套句への返しとして「でも星に手は届かない」というのを何処かで見ましたが、この無情さが好きです)

さて、であるならばこの別れも気にならない…とはいかないようで…また君にあいたいという迷いはどこから来るのか、その答えは先述の百人一首ゾーンに含まれていそうです。まず、こひしかるべき わがなみだかな かみのまにまにの3フレーズが含まれる短歌を調べてみましょう。

心にも あらでうき世に ながらへば
 恋しかるべき 夜半の月かな

本心からでなく、心ならずも辛く苦しいこの世に生きながらえるならば、そのとき、今夜の月はきっと恋しく思い出されることであろう、美しい夜中の月であることよ。

嘆けとて 月やは物を 思はする
 かこち顔なる
わが涙かな
「嘆け」と言って月が物思いをさせるのであろうか、いやそうではない。恋がそうさせるのに、月のせいのようにして、こぼれ落ちる私の涙であるよ。

このたびは 幣もとりあへず 手向山
 もみぢの錦
神のまにまに
今度の度は急なことで、神に手向ける幣も間に合いません。代わりにこの手向山の美しい錦織のような紅葉をお供えいたしますので、神の御心のままにお受けとりください。

(いずれも現代語解釈は図説国語/東京書籍2012による)

今のワードを抜き出し考えてみると、「きっと恋しく思い出されるだろう、こぼれる私の涙よ。きっと恋しく思い出されるだろう、これは神の御心がなすものだから」といったところですか。ここで重要なのはこの感情が超自然的な力によって引き起こされているということです。

そもそも古典の世界は自然に触れる、人と関わる中で自然と湧き上がる心境を詠み込むところに風流を感じる場です。恋は巡るものであるという自然の摂理、Lady-go-round以上に、超自然的力が男の心に「やっぱり君がいい」という感情をもたらしたのです。すっぱり割り切れられるならなみだを流す必要もないし喪失感を感じる必要もないのですが、人の心はそんなに強くはできてないというのが、悲しくも美しいところだと思います。

まとめると、男女の恋は巡り巡るものであるはずなのに、別れた女のことが自然と思われてしまう、人を愛することの辛さを描いた曲と言えるでしょう。

短歌の引用までしてるのでかなり長かったです、すみません!編集しながらhtmlもぐちゃぐちゃです。

次回は『だったらあげちゃえよ』です。なかなかピリッとした歌詞で、何を言いたいかは分かりやすいのではないでしょうか?
閲覧ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

3rd Album『BREAK THROUGH』収録

貴重なラップ調(?)の曲です。実験的な試みも多かった『BREAK THROUGH』の中でもかなりイレギュラーですね。歌というよりはスピーチに近い気がします。

そもそもB.U.Mとはですが、B'z Unreal Musicの略称で、90年代前半楽曲制作に携わったB'zとサポートメンバーのグループ名…らしいです。自分たち二人だけでは作れない音楽を作るために結成され、B'zは二人であるということを再認識するために解散したようです。

そしてこの曲ですが、メインとなるメッセージは「俺たちはB.U.Mだ」ということに尽きるでしょう。歌詞をざっくり要約すると…今ここにいるのはB.U.Mだ、今夜共にブッ飛んで行こうぜ!これから更に聴いたことのない曲を作っていくから、楽しみに待っててくれよ!…といったところでしょうか。

かなり短いですが、曲自体も1分半ほどですしあれこれ拾うよりはいいと思います。

次回は『ギリギリchop』です。B'zの中でもメジャーな曲ではないでしょうか。その歌詞は稲葉節炸裂です!
閲覧ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

このページのトップヘ