Balloon'zone -B'z歌詞解釈-

B'zの曲の歌詞考察、解釈(のような物)をしております。 曲を聴いて感じるものは人それぞれ、その一つとしてとらえていただければ嬉しいです。

カテゴリ: B'z(1st Album)

1st Album『B'z』収録

最初期の一曲です。打ち込み色の強い曲ですが、サビへの入りやサビのメロディはけっこう好きですね。今の演奏で聞けばかなり違ったものになるんでしょうね…。

余談ですが、タイトル+サブタイトルの付け方が最近と逆ですね。『GO FOR IT, BABY -キオクの山脈-』『STAY GREEN ~未熟な旅は止まらない~』のような英語~日本語~と違うんですよね。先日の『ハートも濡れるナンバー〜stay tonight〜』にも共通する話ですが。というわけでこの曲の主人公はあくまで『ゆうべのCrying』ということを念頭に置かねばなりません。

歌詞は初期特有の英語過多です。曲の詳細は掴みづらいですが、言いたいことは読み取れそうです。ざっくりまとめようと思います。決して華やかとはいえなかったschool days(=青春時代)から目を背けたくなることはあるでしょう。しかし、それは過ぎ去った現実であり、今の自分を形成した要素でもあります。だから目をそらさずに向き合っていかねばならない、という曲といえます。

ここまででゆうべのCryingを拾えてないのでここも考えます。ゆうべは漢字で昨夜、ということは少しラグがありますね。自分の及ばなさに涙して、忘れようとして一晩たってもその悔しさを拭い去れない、そんなドラマを思い浮かべました。冴えない過去もすべてonly this is my truthだから、背負って生きていこうという決意に至るきっかけがゆうべのCryingというわけですね。

次回は『STARDUST TRAIN』です。初期の名曲ですがテーマは不倫!?
閲覧ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

1st Single『だからその手を離して』2nd beat / 1st Album『B'z』収録

↑この頃は○番目 beat表記ではなかったですが便宜上統一したいと思います。あしからず。

『だからその手を離して』と共に、最も早く生を受けたB'zの曲です。1st Album全体に言えますが、気だるそうな感じがしますよね。別に批判ではなく、今とは違うカラーが感じられるという意味で価値あるアルバムだと思うわけです。この曲に関しては『SLAVE TO THE NIGHT』でセルフカバーされていて、それぞれに味がありますね。

歌詞自体は、今も時々見られる「女性へのアプローチ」を描写したものですね。ということで理解はしやすい曲だと思います。「今夜」、「女性へのアプローチ」…というと歌詞的には稲葉ソロ『今宵キミト』と重なる部分が多そうなので、こちらも聞いてみると良さげです。

というわけで簡単にまとめます。まず、男は女との間に壁を感じています。女が男に心を許してないと言えましょう。暗い部屋はその暗示ですね。そんな女に対し、自分には心を許してほしいと思って「stay tonight」を請うのです。手をのばしておくれとは女からのアプローチないしレスポンスを期待する暗示といえるでしょう。

彼女の状況については、歌詞中でふんわりと掘り下げてあります。傷つきそうになると 目をふせるというのは『BAD COMMUNICATION』の失うのが怖くて かけがえのないものを作ることから逃げ出してる女とマッチするところがありそうです。傷つけられるくらいなら何もないほうがマシだ、という考え方が心の壁を生み出すのです。あせたmake-up流すこともできると言うのは傷ついた過去を乗り越えて先に進むこともできるということでしょうか。この考え方が男の行動の動機であり、若さでもあると思います。

触れそこなったsame old bluesについてです。直訳すれば「同じ古いブルース」です。調べが中途半端なのですが、「same old blues」というタイトルの洋楽曲がいくつかあり、ここではそれを指しているととってよいかもしれません。どちらにしても、彼女は知らずにすがってるというのが面白い部分ですね。女からすれば、膠着して気まずい空間の中で、頼るべきものは流れているなんかのブルースだけなのですが、男からすれば、いやいや俺にすがってくれよ、と。 食い違いを二人が乗り越えたかは描かれていません。I'll give you anythingと言い切る彼の(若さゆえの)覚悟を買ってもいいんじゃない?と思いますけど、どうでしょう。

と言うか一番意味深なのはタイトルですね。『ハートも濡れる』…ハートだけじゃないんですよね。 same old bluesハートも濡れるナンバーになるかどうかは今夜の男のアプローチ次第ですね!

次回は『DEEP KISS』です。『有頂天』でも触れたので少し入り込みやすいかもですね。この主人公、強いのか弱いのか…って感じです。
閲覧ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

1st Single/1st Album『B'z』収録

当ブログの第一歩ということで、デビュー曲のこの曲を考察します!

四半世紀以上活躍を続けるB'zの始まりというだけで、特殊なコンテクストに置かれた曲といえるでしょう。原曲の打ち込み音とMixtureリメイクのバンドサウンド、同曲でも違う印象を感じる曲ですね。B'z聴き始めた、という人にぜひ聞いて欲しい一曲です。

その内容は非常に攻撃的です。デビュー曲でwanna be without youと言い切るロックな姿勢に惹かれます。媚売らなさ過ぎです。しかしこの曲を頑固な拒絶ソングとして捉えるには違和が残るので、真意を捉えていきましょう。

まず語られるのは、輝かしい未来像を描くを縛りつけるおまえの存在です。おまえはいつでも(=いつものように)、どこでも(=路地から目をぎらつかせて)、僕をがんじがらめにしています。ではおまえとは誰なのでしょうか?夢を描く男にあれこれと文句をつける女、という構図も考えられますが、ここはB'zそのものにフォーカスして「ファンや音楽会社を含めた周りの人々」と考えます。

音楽業界でやっていくうえで、100%やりたいことを出来るわけではありません。ファンからすれば「こんな音楽が聴きたい」、「早く新曲を」。音楽会社からすれば「売れて、儲けられる曲を」。このような要求に答え、また生まれる要求に向かわなければならないのが事実です。しかしこの要求は彼らのやりたい音楽を妨げる障害物、という見方もできますね。そこでB'zがきっぱりと宣言するのは、「俺達はやりたい音楽をやる、だからリクエストには答えられないよ」。

ここまで書くとB'zがエゴイスティックなグループに見えますが、むしろ、彼らはストイックと謙虚を体現するれっきとしたプロフェッショナルで、エピソードには事欠きません。となると、この曲を通してB'zは私たちに同意を求めているのではないでしょうか?「リクエストには答えられないよ、それでも付いてきてくれるかい?」と。中途半端に足を引っ張り合う関係より、真剣にリスナーと向き合うために、デビュー曲で選択を迫った…のかもしれません。

正直言うと、ファンの要望に答えて…というサービスも多いですよね(Meet&Greetingなど)。彼らがかくれたりせず、真摯に音楽や我々と向き合ってきて、ファンはその音楽に様々を感じる。こうして強くなっていく信頼関係がそのサービスにつながっている、と思います。誇りに思いたいですよね。

改めて言うと、この曲は周囲を拒絶するための曲ではなく、自分たちの本質を理解してくれる人と本気で向かい合うための曲となっている、と考察します。

…とりあえず書いてみましたがなかなか長いですね。特にスマホでは読みにくくないか心配ですが…。要望、意見などあればぜひお願いします!

次回は『Time Flies』です。ギターとハイトーンがとにかくかっこいいお気に入りの曲です!
閲覧ありがとうございました、次回もよろしくお願いします。

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