Balloon'zone -B'z歌詞解釈-

B'zの曲の歌詞考察、解釈(のような物)をしております。 曲を聴いて感じるものは人それぞれ、その一つとしてとらえていただければ嬉しいです。

はじめての方は『このブログについて』からどうぞ。

3rd Album『BREAK THROUGH』収録

貴重なラップ調(?)の曲です。実験的な試みも多かった『BREAK THROUGH』の中でもかなりイレギュラーですね。歌というよりはスピーチに近い気がします。

そもそもB.U.Mとはですが、B'z Unreal Musicの略称で、90年代前半楽曲制作に携わったB'zとサポートメンバーのグループ名…らしいです。自分たち二人だけでは作れない音楽を作るために結成され、B'zは二人であるということを再認識するために解散したようです。

そしてこの曲ですが、メインとなるメッセージは「俺たちはB.U.Mだ」ということに尽きるでしょう。歌詞をざっくり要約すると…今ここにいるのはB.U.Mだ、今夜共にブッ飛んで行こうぜ!これから更に聴いたことのない曲を作っていくから、楽しみに待っててくれよ!…といったところでしょうか。

かなり短いですが、曲自体も1分半ほどですしあれこれ拾うよりはいいと思います。

次回は『ギリギリchop』です。B'zの中でもメジャーな曲ではないでしょうか。その歌詞は稲葉節炸裂です!
閲覧ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

17th Album『MAGIC』収録

『DIVE』とのつながりを感じる曲ですね。ともに疾走感溢れるロックナンバーで、僕の持つB'zのイメージに合致してます!かっこいい!この曲を知った当時、『Time Files』(ファイルズ)と勘違いして覚えてたのは秘密です。

Time Flies、日本語に直せば「光陰矢のごとし」です。月日が経つのはあっという間という意味ですね。続いて「だから無駄に過ごすな」みたいなニュアンスが含まれることも多いのですが、この曲においても何もせずに時が経つことへの焦燥感が描かれています。

まっくらいトンネルを歩き続けているような、終わりの見えない逆境がまず描かれます。このような時、人は得てして自分に言い訳をして苦難を逃れようとしますが、責任転嫁するだけではそこから先には道はない、と厳しい指摘がなされます。

シンプルかつ力強い至言、自分のせいだと思えばいい そして自分を変えればいい。今日、うまくいかない原因を他人に求める人が多いです(自分もそうかもしれません)。しかしそこを打破できる可能性は自分の中にしかないのですから、主体的に変化を起こさなければならないのです。

そうして停滞し、受け身が続くことでボクキミとますます離れてゆく実感を覚え、これを膨張し続ける宇宙に例えています。そのことに危機感を感じはするものの、動かないままでは距離は離れるばかりです。

待ちの姿勢を続けていると、夜も朝もあっという間に過ぎます。自ら知ろうとする努力をしなければ、ボクのこともキミのことも、世の中知らないことだらけになるのは必然でしょうね。時間だけでなく、対人関係ないし相手の理解も矢の如し、と言えましょうか。最後にただ呆然と失うのはイヤ ボクはもっとキミを知りたいと言っていますが、果たして実際に行動できたのか…面白いところです。

最後に、解釈の余地がある部分、楽なことだけしたいのなら それなりにだれか笑わせてについて考えます。
笑わせてというフレーズは2つ意味が考えられます。
○だれか、笑わせてください(願望)
○だれかを笑わせろ(命令)
ここの文脈に加え、前に啓発的な歌詞が続いているため、ここでは後者を採用します。
楽なこととは自分の役割を放棄して現状打破を他人に求めることでしょうか。どうしても自分を変えるのが出来ないと言うならば、せめて他人のために施すくらいはしろ、という意味と僕は捉えましたが、聞く人によって感じるものが違うかもです。

まとめると、受動的に生きてると何もわからないまま一生までも終わってしまうぞ、という啓発ソングと言えるでしょう。僕も胸が痛いです。

次回は『B.U.M』です。ラップ調で歌詞解釈という意味ではなんともとっつきづらいですね…
閲覧ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

追記 15/6/20 スペルミス修正

1st Single/1st Album『B'z』収録

当ブログの第一歩ということで、デビュー曲のこの曲を考察します!

四半世紀以上活躍を続けるB'zの始まりというだけで、特殊なコンテクストに置かれた曲といえるでしょう。原曲の打ち込み音とMixtureリメイクのバンドサウンド、同曲でも違う印象を感じる曲ですね。B'z聴き始めた、という人にぜひ聞いて欲しい一曲です。

その内容は非常に攻撃的です。デビュー曲でwanna be without youと言い切るロックな姿勢に惹かれます。媚売らなさ過ぎです。しかしこの曲を頑固な拒絶ソングとして捉えるには違和が残るので、真意を捉えていきましょう。

まず語られるのは、輝かしい未来像を描くを縛りつけるおまえの存在です。おまえはいつでも(=いつものように)、どこでも(=路地から目をぎらつかせて)、僕をがんじがらめにしています。ではおまえとは誰なのでしょうか?夢を描く男にあれこれと文句をつける女、という構図も考えられますが、ここはB'zそのものにフォーカスして「ファンや音楽会社を含めた周りの人々」と考えます。

音楽業界でやっていくうえで、100%やりたいことを出来るわけではありません。ファンからすれば「こんな音楽が聴きたい」、「早く新曲を」。音楽会社からすれば「売れて、儲けられる曲を」。このような要求に答え、また生まれる要求に向かわなければならないのが事実です。しかしこの要求は彼らのやりたい音楽を妨げる障害物、という見方もできますね。そこでB'zがきっぱりと宣言するのは、「俺達はやりたい音楽をやる、だからリクエストには答えられないよ」。

ここまで書くとB'zがエゴイスティックなグループに見えますが、むしろ、彼らはストイックと謙虚を体現するれっきとしたプロフェッショナルで、エピソードには事欠きません。となると、この曲を通してB'zは私たちに同意を求めているのではないでしょうか?「リクエストには答えられないよ、それでも付いてきてくれるかい?」と。中途半端に足を引っ張り合う関係より、真剣にリスナーと向き合うために、デビュー曲で選択を迫った…のかもしれません。

正直言うと、ファンの要望に答えて…というサービスも多いですよね(Meet&Greetingなど)。彼らがかくれたりせず、真摯に音楽や我々と向き合ってきて、ファンはその音楽に様々を感じる。こうして強くなっていく信頼関係がそのサービスにつながっている、と思います。誇りに思いたいですよね。

改めて言うと、この曲は周囲を拒絶するための曲ではなく、自分たちの本質を理解してくれる人と本気で向かい合うための曲となっている、と考察します。

…とりあえず書いてみましたがなかなか長いですね。特にスマホでは読みにくくないか心配ですが…。要望、意見などあればぜひお願いします!

次回は『Time Flies』です。ギターとハイトーンがとにかくかっこいいお気に入りの曲です!
閲覧ありがとうございました、次回もよろしくお願いします。

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